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気になる症例集

虫刺症(虫刺され)
虫に刺されてできた発疹を、虫刺され、虫刺症、虫刺性皮膚炎などと呼んでいます。
その発疹は、刺されたばかりのときは、じんま疹で、時間とともに炎症が加わると、湿疹に変化します。
一般に、必ずしも湿疹になるとは限りません。

虫刺されがきっかけで、いろんな病原体に感染する可能性があります。

虫に繰り返して刺されていると、その虫にアレルギーができることがあります。
実際、採血すると、ガやヤブカ、ゴキブリ、ユスリカ、ミツバチ、アシナガバチ、スズメバチなどの昆虫類などに対して、IgE抗体(RAST値)が上昇している患者さんがたくさんいます。

とくに、ヤケヒョウヒダニなどのRAST値が陽性になっていると、昆虫のそれも陽性になりやすい傾向があります。

ダニは8本足でクモの仲間、蚊やガは6本足で昆虫の仲間ですので、ガのRASTだけが陽性になっている患者さんもいます。
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