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気になる症例集

すい臓がんの原因とは
すい臓がんの原因として、生活習債や肝臓の病気、通伝的要因なとがあります。
生活習慣では喫煙や肥満、お酒の飲み過ぎが原因とされており、タバコをたくさん吸うヘビースモーカーの場合、タバコを吸わない人に比べて2〜3倍すい臓がんになりやすいとされています。

 すい臓がんを発症した患者さんの既往歴で最も多いのは糖尿病で、全体の17%を占めています。
慢性膵炎からすい臓がんを発症する患者も多く見られます。
これらはいずれもすい臓の病気であり、すい臓の障害とがん発症に関わりがあることが裏付けられています。

 遺伝的要因としでは、家族がすい臓がんや膵炎になった人もすい臓がんになりやすく、すい臓がんに遺伝性があることもわかっています。

膵臓癌の原因 慢性膵炎

  慢性腸炎全体のうち、60%がアルコール過剰摂取によるアルコール性慢性膵炎です。
慢性膵炎は膵臓に炎症が繰り返し起こることで、徐々に膵臓の外分泌腺細胞が破壊され、壊れた細胞の代わりに線維細胞が増えで硬くなり、徐々に膵臓の機能が低下しでいきます。

 また、慢性腸炎では膵臓の内分泌機能も低下するため、糖尿病を発症しやすくなります。
慢性膵炎は明確なすい臓がんのリスクファクターであり、慢性膵炎がらすい臓がんを発症する率は、膵炎ではない人に比べて26倍高かったというデータもあります。

膵臓癌の原因 糖尿病

  糖尿病はすい臓がんのリスクファクターであり、糖尿病患者のすい臓がん危険率は糖尿病ではない人に比べで8倍も高くなることがわかっています。
糖尿病は血糖値をコントロールするホルモン分泌の異常によっで起こります。
そのホルモンは膵臓で分泌されでいるため、ホルモン分泌が低下するということは、膵臓の機能低下を意味します。

 そのため、糖尿病の発症はすい臓がんの1つのサインと考え、血糖コントロールの悪化や体重減少、食欲不振、家族歴のない糖尿病の発症などではすい臓がんを疑って精密検査をする必要があると考えられています。

膵臓癌の原因 肥満

 肥満などの体重過多はすい臓がんの危険率を増加させることがわかっており、肥満に至る食生活(高脂肪・高力口リーな食事など)もリスクファクターとして関係しています。
肥満かどうかを判定する基準にBMIがあり、以下の式で計算します。
BMI=体重(Kg)÷身長(m)×身長(m)

BMIは男性で25以上、女性で30を超えた場合に肥満と判定されますが、BMIが30以上の20歳男性では、BMIが正常値の男性に比べてすい臓がんの危険率が3.5倍も増加することがわかっています。
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